イギリス車メーカーとエンブレムの知識まとめ集

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イギリス車のエンブレムは10社(メーカー)を押さえよう

イギリスは産業革命が最初に起こった国で、伝統ある自動車の有名ブランドが多く、世界中の外車ファンから愛されています。日本であれば、ジャガー、ロールス・ロイス、マクラーレンの高級車が有名です。今回は、

・ASTONM MARTION(アストンマーチン)
・BENTLEY(ベントレー)
・CATERHAM(ケータハム)
・JAGUAR(ジャガー)
・LANDROVER(ランドローバー)
・LOTUS(ロータス)
・McLAREN(マクラーレン)
・MINI(ミニ)
・MORGAN(モーガン)
・ROLLS-ROYCE(ロールス・ロイス)

の10社のイギリス(生まれ)の自動車メーカーとエンブレムの由来について掘り下げていきます。

1、ASTONM MARTION(アストンマーチン)

現在は世界屈指のハイエンド・スポーティー・ブランド。ロバート・バムフォードとライオネル・マーティンという2人の青年が1913年に設立し、1915年に行われたアストン・クリトンン・ヒルクライムでの優勝を機にアストン・マーティンを名乗るようになります。

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上記の車はアストンマーチンのVANQUISH S(ヴァンキッシュ エス)の2018年モデルです、600psにまでチューンされたV12ユニット、カーボン素材を用いることで1739kgに収められたボディも相まって、0-100km/h加速3.5秒、最高速度323km/hというパフォーマンスを見せています。2018年モデルの価格はなんと約3458万円。

ASTONM MARTION(アストンマーチン)のエンブレムの由来

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エンブレムはエジプトのコガネムシの仲間のスカラベの羽をモチーフにしたデザイン。 スカラベは太陽神の象徴として神聖化されており、宝石や陶器などに用いられていた。ルマンで優勝し、芸術家でもあったサミー・デイビスがデザインしました。

2、BENTLEY(ベントレー)

ベントレーは、1919年に、鉄道技師、エンジン技師であるウォルター・オーエン・ベントレーが自身の技術力を惜しみなく投入したスポーツ・メーカーとして創業。1924年にはル・マン24時間レースで初優勝を飾り、その後幾度となく優勝を達成。1931年にはロールス・ロイス傘下になり、1998年からフォルクスワーゲン傘下になっています。

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上記の車は、3代目のCONTINENTAL GT(コンチネンタル ジーティー)。エクステリアは、ロングノーズ&ショートデッキの伸びやかな美しいスタイルで、トランクリッド以外がすべてアルミ製となっています。エンジンは6.0リットルW型12気筒TSIユニットを搭載。アイドリングストップ機構や気筒休止システムが備わっていて、燃費性能が前代よりも向上、0-100km/h加速は3.7秒になります。価格は2568万円。

BENTLEY(ベントレー)のエンブレムの由来

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ベントレー社の創始者、ウォルター・オーウェン・ベントレーの頭文字Bに翼をあしらったデザインで、「ウイングドB」と呼ばれています。ベントレーは航空機のエンジン設計者でもありました。航空機のように空に羽ばたくという想いを車にも込めたのかもしれません。

3、CATERHAM(ケータハム)

1957年に誕生したライトウェイト・スポーツカーの傑作「ロータス・セブン」のDNAを受け継ぐ正当な後継者としてシェイプを変えることなく作り続けられているのがケータハム・セブンです。

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上記の画像は「ロータス・セブン」です。サリー州ケータハムでロータスのディーラーを営んでいたグラハム・ニーアンが、ロータス・セブンの生産中止を受けて1973年から生産設備と権利を引き受けて製造したキットカーが進化したことにより、メーカとして発展して言いました。

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一方、上記の画像はCATERHAM(ケータハム)が作った「SEVEN」シリーズです。きちんと受け継がれていますよね。

CATERHAM(ケータハム)のエンブレムの由来

言わずもがな、「ロータス・セブン」のDNAを受け継ぐ意志を込めた「7」を主張したエンブレムとなっています。

4、JAGUAR(ジャガー)

ジャガーは丹精でスポーティーな佇まいの高級サルーンやスポーツカーを手掛けるイギリス発祥のブランドです。1922年にウィリアム・ライオンズが隣人のウイリアム・ウォーズレイと共に二輪車用サイドカー製造のために設立したスワローサイドカーズが起源になります。2008年にはイギリスのランドローバーと共にインドのタタ・グループの傘下になっています。

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ジャガーと言えば、1000万円を超える高級車のイメージがありますが、上記の画像はジャガーのE-PACEというコンパクトSUVの2018年モデルです。コンパクトSUVとうたっていますが、全長×全幅×全高(mm)は、4410×1900×1650(mm)となかなかの貫禄。車両価格は、E-PACE D180が451万円、HSE P300が706万円、R-DAYNAMIC P250が528万円、ファーストエディションが764万円となっています。

JAGUAR(ジャガー)のエンブレムの由来

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ジャガーという名は広告代理店が提案し、ジャガーという動物のイメージであるスピード感とスマートさ、 スタイルが相応しいと創設者ウィリアム・ライオンズによって採用されました。

5、LANDROVER(ランドローバー)

高級SUVブランドとして知られるランドローバーの原点は1947年に、ローバー社に勤めるウィルクス兄弟が個人的に作り上げた1台の四輪駆動車が始まりで、翌年にはシリーズ1がアムステルダムショーでハローワークは発表されました。1970年にフルタイム4WDシステムに加えて、快適なキャビンを備えた「RANDGE ROVER(レンジローバー)」を販売し、高級車メーカーとしてのポジションを築きます。

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上記の車がRANDGE ROVER(レンジローバー)の4代目モデルです。全長×全幅×全高(mm)が5200×2073×1868(mm)で、RANDGE ROVER(レンジローバー)のオートバイオグラフィーモデルは、同世代ではSUVの最高峰、金額も3108万円で、4名乗りでクーラーボックスを備えています。

LANDROVER(ランドローバー)のRANDGE ROVER(レンジローバー)とややこしいですが、ランドローバーの車は、車名がフロントに英語で刻まれているのが特徴です。

LANDROVER(ランドローバー)のエンブレムの由来

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ROVER(走り回るもの)という意味に、大地という意味のLANDを組み合わせたもので、 自然と大地の中を「しっかりと、そして優しく走る」というランドローバーのポリシーを象徴しています。

そもそもが農業・軽工業用車として開発され、四輪駆動車として発達したため、ブランドカラーもグリーンのイメージがぴったりですよね。

6、LOTUS(ロータス)

1947年にデザイナー、発明家、製造者、F1ドライバーと多彩な顔を持つアンソニー・コーリン・ブルース・チャップマンが、恋人ヘイゼルの実家の裏庭でオースティン・セブンの改造車「ロータス」を作り上げたことが始まりです。以後、様々な技術をF1界に持ち込み、6回のドライバーズタイトルと7回のコンストラクターズタイトルを獲得しています。2017年5月からボルボと同じ中国の吉利汽車の参加に収まっています。

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上記の画像は、LOTUSのEVORA(エヴォーラ)です。ロータスお得意のアルミ押し出し素材を接着したバスタブ型シャーシーを持つ2+2GTとして2009年にデビューしました。スポーティーに流れるようなシルエットの車はLOTUSの特徴でもあります。

LOTUS(ロータス)のエンブレムの由来

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ロータスとは、植物の「蓮」の意味で、エンブレムもこの蓮を象っています。「LOTUS」の上に書いてあるのは、A,C,B,Cというアルファベットを組み合わせたもので、 ロータスの創立者である、Anthony Colin Bruce Chapmanの頭文字が由来です。

7、McLAREN(マクラーレン)

1965年にF1デビューを果たし、ル・マン24時間優勝などといった輝かしい軌跡を残したニュージーランド人のレーシングドライバーであるブルース・マクラーレンのレーシングチームとして1963年にスタートしたのがメーカーの始まりです。

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上記の画像はマクラーレンの「720S」で、スーパー・シリーズと呼ばれるフラッグシップモデルになります。2017年3月に行われたジュネーブショーで初披露目され、価格は3338万3000円になります。

McLAREN(マクラーレン)のエンブレムの由来

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創業者のブルース・マクラーレンの故郷であるニュージーランドの国鳥であるキウイを図案化したものと言われています。1980年代には、F1ティームが新たなデザインのマークを用い始めますが、これは最大のスポンサーだったフィリップ・モリス(PM)から提供された、マルボロのパッケージをイメージしたものです。

8、MINI(ミニ)

MINIは傑作小型大衆車の「ミニ」の名を受け継ぐプレミアムコンパクトカーブランドです。日本でも人気度NO.1級を誇ります。現在はBMWグループがブランドを継承していますが、もともとは、、イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が生んだ大衆車です。

MINI(ミニ)のエンブレムの由来

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「MINI」というロゴマークが使用されるようになったのは1969年からです。併せて、オースティン・ミニとモーリス・ミニ・マイナーというバッジはなくなり、単純に「Mini」となりました。 この時、親会社もBLMC(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション)と名前を変えました。 現在のミニのエンブレムは、ミニ・クーパーの「ウィング(翼)」のデザインをミニの活力のシンボルとして用い、それに「MINI」の新書体とを組み合わせたものです。

9、MORGAN(モーガン)

1909年の創業者以来、100年以上もモーガン族によってスポーツカーの製造を一筋で経営している世界的にも珍しい自動車メーカー。モーガンの足代の特徴と言えば、木材をボディフレームに使う独自の工法です。木材が丁寧に処理された合板は軽くて丈夫でしなやかで加工がしやすい複合素材です。

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上記の画像はモーガンのモダンレンジとして2000年から製造されてきたAERO 8シリーズで、2017年のジュネーブ国際モーターショーで展示されたものです。AERO GTは限定8台の販売となっています。

MORGAN(モーガン)のエンブレムの由来

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第一次大戦時の戦闘機乗りであるアルバート・ボール大尉にインスパイアされたという説はよく知られています。初代3ホイーラーのオーナーだった彼は、その走りの高揚感に最も近いものを、空を飛んでいるときに見出した、と表現したと言われています。

当時のエンブレムはコウノトリ(Stork)の飛び立とうとする時の立体映像を車の前方につけていましたが、 1936年から生産された四輪車からはコウノトリの羽を表したエンブレムとなりました。

10、ROLLS-ROYCE(ロールス・ロイス)

今も昔も最高級車の代名詞であり続けるロールス・ロイスは、エンジニアであったフレデリック・ヘンリー・ロイスが独自に製作した2.0リットル直列2気筒を積むロイス10HPの層状性の良さと信頼性の高さに注目したチャールズ・スチュアート・ロールズが、ロイスとクロード・ジョソンソンと手を組み、会社を設立したことに始まります。2003年からはBMWグループの1員となっています。

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上記の画像は2017年に発表されたPHANTOM(ファントム) VIIIになります。ファントムは、ROLLS-ROYCE(ロールス・ロイス)のフラッグシップです。2017年バージョンは、先代のファントムよりも30%の剛性と軽量化を達成。エンジンは571ps/900Nmと大幅に進化した新開発の6.75リットルV12ツインターボです。価格は5460万円。

ROLLS-ROYCE(ロールス・ロイス)のエンブレムの由来

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技術者、フレデリック・H・ロイスが作った試作車の優れた性能とメカニズムに感銘を受けた若き貴族でビジネスマンのチャールズ・S・ロールスは、 二人の名前を結んで「ロールスロイス」と命名し、そこから頭文字のRとRを組み合わせたエンブレムが誕生。

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