FORD(フォード)のMUSTANG(マスタング)とは?
アメリカの自動車メーカーFORD(フォード)の製造するMUSTANG(マスタング)は、フォードを代表とするスポーツカーです。フォードは、。流れ作業とベルトコンベア導入による自動車の大量生産に先鞭を付けた、自動車メーカーの元祖。マスタングの初代モデルのデビューは1964年になります。
MUSTANG(マスタング)は、デビュー以来、V8エンジン(気筒をV型に並べて組み合わされたV型エンジンで、気筒が8つ存在する構造)を搭載するアメリカンマッスルの象徴としてアメリカ国民から愛されてきました。
・初代 (1964年~1972年)
・2代目(1969年~1973年)、
・3代目(1974年~1978年)
・4代目(1979年~1993年)
・5代目(1993年~2005年)
・6代目(2005年~2014年)
・7代目(2015年~)
マスタングが1960年代からずっと、フォードのイメージリーダーカーで在り続けています。
MUSTANG(マスタング)2018年モデルの仕様
2018年モデルではビッグマイナーチェンジを果たし、フロント、リアのエクステリアデザインが更にアグレッシブになり、インテリアもよりスタイリッシュに、パワートレインには10速ATの採用等の変更、多機能な12インチLCDスクリーンメーターを初採用、などがなされています。
エンジンは2.3リットル直4エコブーストと5.0リットルV8の2本立て。ボディ形状はクーペとコンバーチブルの2種類があります。また、5.2リットル V8が搭載されたハイパフォーマンモデル「シェルビーGT350/GT350R」もラインナップにあります。
全長×全幅×全高(mm)は、4787×1915×1379(mm)、車両重量は1603kg、乗車定員は4名になります。
全世界で愛されるマスタング
フォードは2015年、2016年、2017年と、連続で世界で最も売れた車になっています。20116年にマスタングは世界に向けて15万台以上が出荷され、そのうち4万5,000台以上が米国以外の国々で販売。
マスタングは中国市場を意識した直4エンジンを導入したり、モデル史上初となる右ハンドル仕様社を英国や欧州などに展開したりするなど、世界で愛され続けています。イギリスでも「最もよく売れているスポーツカー」ランキングトップを記録しました。
日本ではフォードが2016年内で販売を撤退したため、”世界で最も売れているスポーツカーが売られていない”というのが現状があります。
ポニーカーというジャンルを開拓
マスタングとは<アメリカ大陸にスペイン人が持ち込んだ小型の馬が野生化したもの>を指します。マスタングとは簡単に言えば、「野生馬」のことです。1965年に登場した初代フォードマスタングは、セダンのプラットフォームを流用し、安価に流麗なクーペスタイリングを提供する「ポニーカー」の草分けとなりました。
フォードは、より軽快でベースのセダンとはまったく異なる外観のクーペという「ポニーカー」と呼ばれるジャンルをマスタングで創出した。ポニーは小型の馬の意味であり、マスタングという車名がポニーカーの語源となったものと思わ
(フォード)のMUSTANG(マスタング)の魅力とは
いろんな人の意見を見ると、1960年代~1980年代までのマスタングのスタイリッシュが好きな方が多いようです。1993年の5代目モデルでは、制動、運転性能、衝突や横転などの安全性能にも大きな配慮がなされた点がこれまで大きく違い、実用性の高いモデルへと変遷しているように感じています。
時代や国に合わせたニーズを取り入れ続けるからこそ、長年にわたってフォードをけん引する車として生き残っているのだと感じます。